2025.11.27

ソーシャルワーク教育に関わる重要ごとについて、第3者の立場より、ちょろっと議論します。

ソーシャルワーク教育に関わる重要ごとについて、第3者の立場より、ちょろっと議論します。
日本におけるCSWEの9つのコンピテンシー導入の課題と可能性
CSWE(米国社会福祉教育協議会)が定める9つのコンピテンシーは、日本でも紹介され、知る人ぞ知る存在となっています。教育現場や実践者の間で一定の影響を与えているものの、文化的・制度的な違いにより、いくつかの点で導入が難しい現状があるのは間違いないようです。
日本で特に導入が難しいとされるコンピテンシー
| コンピテンシー | 日本での導入状況・課題 |
|----------------|--------------------------|
| 1. 倫理的・専門的行動の実践 | 倫理教育はあるが、米国ほど体系的ではない。 |
| 2. 多様性と差別への対応 | 理念は共有されているが、実践教育が限定的。 |
| 3. 社会的正義の推進 | 政策・アドボカシーに関する実践的教育が不足。政策提言の訓練も弱い。 |
| 4. 実証に基づく実践 | エビデンス活用は進むが、教育への反映が限定的。 |
| 5. 人間の行動と社会環境の理解 | 理論教育はあるが、実践との統合が課題。ここは大きな壁。 |
| 6. 社会福祉政策の実践 | 政策分析・提言の教育が不十分。実践との統合も課題。 |
| 7. 評価 | 実習評価はあるが、コンピテンシー評価は未整備。 |
| 8. 介入 | 実践教育はあるが、体系的な介入モデルの教育は限定的。 |
| 9. 実践の継続的評価 | 継続的な評価手法が教育現場で未発展。 |
⚠️ 導入が難しい背景
制度的背景の違い:米国では社会福祉士が政策提言やアドボカシー活動を担うが、日本ではその役割が限定的。
教育評価の文化的違い:「成長過程の評価」よりも「結果評価」が重視される傾向があり、コンピテンシー評価の導入に抵抗がある。
実習の構造的課題:CSWEのような全国的な認証制度が日本にはなく、教育機関ごとのばらつきが大きい。
だからこそ、日本ソーシャルワークリーグの役割
こうした課題を踏まえ、日本ソーシャルワークリーグは、CSWEのコンピテンシーが示す理想と現実のギャップを埋めるような活動をもはや、やり続けています。 個別での実践を振り返りながらのコンサルテーション、倫理的判断をどうするのか?
制度や文化の壁を乗り越え、実践者・教育者・学生がつながることで、社会福祉教育の質的向上と社会変革を目指す活動が今、求められている、本当にそうです。
創設者、小平裕子は、日本人であるのですが、アメリカ合衆国においてCSWE(米国社会福祉教育協議会)が定める9つのコンピテンシーを基盤、体系化されたシステムでソーシャルワーク教育m、そして20年あまり現場での実践経歴、そのキャリアパスを踏んできている実績、それだけでなくそれを活かして日本ソーシャルワークリーグの活動を推進してきているという事実! ざ、実践者によるソーシャルワーク教育改革!